やとわれ編集長 岡井のボート事件簿 FILE24 フィッシュファイター襲来事件

連載
やとわれ編集長 岡井のボート事件簿

 

【FILE24 フィッシュファイター襲来事件】

 

どうもみなさん御機嫌よう、岡井です。みなさんの趣味は何でしょうか。

趣味とは人々の生活に潤いをもたらすものですが、ひとくちに言ってもその内容は様々。読書や音楽、映画鑑賞といったものからボートレースまで、我々を楽しませてくれる趣味とは幅広いものです。

そんな趣味の一つに釣りがあります。休みの日には釣り竿をかついで海や渓流に出かけて楽しむ人も多く、わりとメジャーな趣味と言えるのではないでしょうか。とはいえ趣味で他人に迷惑をかけてはいけません、一部の釣り人による無許可バス放流や禁止場所での釣り等は昔から問題視されてきました。

 

ボートレース場はいずれも水が間近にある環境であり、魚も泳いでいます。だからと言ってそこはあくまでボートレースの場、当然ながらどのレース場も釣りは禁止されていますし、観客席から釣り糸を垂らそうものなら警備員さんがすっとんでくるでしょう。

 

……すっとんでくるんですが、実はボートレース場での釣りを試みてしまう困った人は、実はそれなりに存在します。

 

■なぜそこでフィッシュファイト

真似する人が出てくるといけないので、今回は具体的な日時や詳しい手口の記載はしませんが、レース場内での釣り事件は1度や2度ではありません。

しかし釣りなんてどこでやるのでしょう。観客席で直接竿を振ったり、ボートが走る真横でタモ網を差し向けたりするのでしょうか。もちろんそんなことをしてはすぐに見つかってつまみ出されます。実はレース時間外が彼らの活動時間、バックストレッチ向こうの足場や、水の入り口付近の一角に陣取って釣りをしているのです。当然それらの場所は立ち入り禁止ですが、柵を乗り越え藪をかき分け、あげく水に浸かってまでもその場にたどり着くようです。

 

▲さすがにここまで接近することはないようですが……

 

一体何が彼らをそこまで突き動かすのでしょう。その流域のヌシと呼ばれる巨大魚を釣り上げることに人生をかけているタイプの人達なのでしょうか。釣りとは地球が相手のワイルドバトルじゃいと場所を選ばないスタイルなのでしょうか。男はいくつになっても少年の心を忘れないから、冒険心がうずいてどこまでも行ってしまうのでしょうか。

どうも話を聞くと、他の釣り人がいないスポットはよく釣れる穴場だという考えから、ボートレース場への不法侵入に及んでしまうようです。しかしそこで釣りをしてはいけないというのは、単なるマナー違反というだけではなく、釣り糸等の残留物がボートにからんで重大事故につながるおそれがあるからです。そして釣り人自身の安全性の問題も無視できません。

……というかボートレース場を釣り堀にしちゃ駄目だと、大人ならわかると思うんですがそれは。

 

■混入していいのはカレーだけ

突き詰めて考えてみると、趣味というのは他人の理解を得難い側面があるのも事実。しかし好きだからと言って、立ち入り禁止場所に入って鉄道写真を撮ったり、整備されていない河原でゴルフに興じたりするのは考え物。もちろんボートレース場での釣りもいけません。マナー違反をする少年の心などは、とっとと忘れていただかないと困るのです。

本来別の場所で楽しむものを合致させて成功した例などは、トンカツがカレーに迷い込んだ(?)カツカレーくらいのものです。あとハンバーグカレーとかも成功してます。納豆カレーなんかも意外と成功しますね。そもそもカレーは鉄道写真もゴルフも釣りもしないので安全極まりない存在です、マナー上級者と言えるかもしれません。

 

みなさんもボートレース場では素直にボートレースを楽しんでください。ちなみに多くの併設食事処ではカレーも楽しめますよ。私は先月カレーを食べながら観戦してたのですが、4レースくらい連続ではずしたのでカレーとボートの相性だけは疑ってます。

 

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岡井モノ

やとわれ編集長。だいたいわかってない。 twitter→@shopping_owl

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