スーパーフネスキンチャンネル【続・12月のプレイバック】

連載
スーパーフネスキンチャンネル

 

こんにちわこんばんわ。
新年明けましておめでとうございまスペシャル、W優勝戦ザッピンGOODのお時間のお時間です。対象のレースは言わずもがな最強のボートレーサーを決めるSGグランプリと、賞金女王を決めるクイーンズクライマックスです。

※前半はこちら!! スーパーフネスキンチャンネル【12月のプレイバック】

 

という事で早速

W優勝戦ザッピンGOOD

【SGグランプリ編】

出場資格はいたってシンプル、その年のチャレンジカップ終了時点での獲得賞金ランキング1位~18位の18人。2019年はBBCトーナメントがあったので、唯一ではなくなってしまったがグランプリは他にはない特殊なルールで進行する。6日間開催で最終日に優勝戦がある、という点だけは同じだけどそれ以外は全く違います。

まず、賞金ランキング7位~18位の12人で「トライアル1st」と呼ばれる予選を初日、2日目の11Rと12Rにそれぞれ行います。初日は賞金ランキング順に枠番が決まっており、2日目はガラポン抽選で枠番を決めます。トライアル1stの成績上位6人が賞金ランキング1位~6位の6人と合流し合計12人で「トライアル2nd」として3日目、4日目、5日目を戦います。

では、賞金ランキング1位~6位の6人は初日、2日目に何をしているのか?と思う勘の良い人もいらっしゃるでしょう。レースが無いのでトライアル2ndに向けての調整・準備をしている、が答えです。

トライアル2ndの枠番に関しても初日こそは11Rの1号艇から3号艇、12Rの1号艇から3号艇は賞金ランキング1位~6位、11Rの4号艇から6号艇、12Rの4号艇から6号艇はトライアル1stの成績順と決まっていますが、4日目、5日目はトライアル1stと同じくガラポン抽選。このトライアル2ndの成績上位6人が成績順に優勝戦の1号艇から6号艇にコマを進める、というわけです。

という事でグランプリ優勝戦メンバーの紹介です。

グランプリ特設サイトより引用:http://www.boatrace-grandprix.jp/2019/rtg/sp/

1号艇 石野貴之
言わずと知れた石野信用金庫でお馴染み、今や大阪支部のスーパースター。チャレンジカップ覇者で賞金ランキング3位で迎えた地元住之江でのグランプリ。
トライアル2nd初戦は2号艇で3着、2戦目は3号艇で2着、3戦目は4号艇から目の覚めるようなスタート一発で1着、これで優勝戦1号艇を勝ち取り、グランプリ覇者に最も近い男になりました。

2号艇 桐生順平
一時期は桐生選手の1コース信頼度をガクンと落とした時期もありましたが、そこは埼玉支部を背負う選手。しっかり立て直し、賞金ランキング5位でグランプリ参戦。トライアル2nd初戦は3号艇で2着、2戦目は4号艇で3着、3戦目は3号艇から2着と抜群の安定感で優勝戦2号艇。
ここ最近の桐生選手は差してまくって、とどのコースでもオールラウンド変幻自在に攻めてくる、そんな印象を個人的にもっています。

3号艇 毒島誠
ナイターSGしか勝てない、なんてのは過去のもの。2019年は毒島選手が初のデイ開催のSG制覇、しかもメモリアル・ダービーと2連続でSG制覇。群馬支部で多くの若手を背負って立つ偉大なリーダーが賞金ランキング1位で参戦。トライアル2nd初戦はランキング順で1号艇で1着、2戦目はガラポン抽選で1号艇を勝ち取り1着、3戦目は3号艇でまさかの大敗で6着。
この大きな舞台で2連続1号艇、と間違いなく「持っている」と思いきや3戦目は4着以内で優勝戦1号艇だっただけに、グランプリの女神はそうそうに微笑んでくれないと感じたファンは多かったのではないでしょうか。

4号艇 白井英治
トライアル1stから優勝戦に勝ち上がった唯一の選手は山口支部の通称ホワイトシャーク。SG制覇こそなかったが賞金ランキング10位で手堅くグランプリ参戦。トライアル1stは2号艇3着、5号艇5着とギリギリで2nd進出を決めるも、続くトライアル2ndでは6号艇5着、4号艇2着、4号艇3着と着実な結果で優勝戦の4号艇を奪取。
2019年はグラチャン準優勝戦でフライングした事もあり罰則で記念レースから離脱するも、一般戦でも攻守揃った気迫あふれるレースぶりが好きなファンも多いはず。

5号艇 瓜生正義
あの瓜生が帰ってきた、とオーシャンカップであまたのファンに見せつけた福岡支部の大ベテラン。SG制覇も手伝ってギリギリシード権圏内の6位でグランプリに登場。トライアル2nd初戦は3号艇で6着と崩れるも、2戦目は6号艇で4着、3戦目は1号艇を勝ち取りきっちり逃げて1着。
アウトコースでダッシュ進入に夢(舟券)を託しお世話になった人を多く輩出しているであろう瓜生選手が、満を持してアウトコースの5号艇で優勝戦に参上。

6号艇 吉川元浩
2019年の開幕SGクラシック、オールスター連続制覇で5月時点でグランプリ出場を誰よりも早く決定させた兵庫支部のいぶし銀。2007年ボートレース福岡でのグランプリ覇者が2019年の賞金ランキング2位で見参。
トライアル2ndではランキングで獲得した好枠1号艇で1着、2戦目は2号艇でまさかの5着、3戦目は6号艇から5着で優勝戦にギリギリ滑り込み。吉川選手がグランプリ優勝戦の6号艇ときたら進入から期待が高まります。

1号艇 石野貴之
2号艇 桐生順平
3号艇 毒島誠
4号艇 白井英治
5号艇 瓜生正義
6号艇 吉川元浩

枠なりで迎えたスタート展示を見終えた人はどんな予想を展開していたのでしょうか。不況をものともしない石野信用金庫を信じるか、オールラウンダー桐生選手に期待するか、「持ってる」毒島選手が最後まで持っていくか、気迫の白井選手、ファンタジスタ瓜生選手、展開を自ら作る吉川選手。私の予想は石野信用金庫の逃げは絶対、続くは「持ってる」毒島選手と舟足上向いていた白井選手、おさえで桐生選手の1-34-234と吉川選手が展開を作ると信じて1-全-6にブッコミました。

何回も言ってると思いますが、記念レース、特にグランプリという頂上決戦にもなると展示タイムだ何だはあまり参考にならないかもしれません。好きな選手、好きな色、好きな顔、ともう自分が信じた選手を応援し尽くすだけです。

実際のレースでは全選手が気迫のスタートで迎えた1マーク、逃げた石野選手に艇先(舟の先の旗がついてる部分)がかかり、2-1の隊形も見えたが2マーク直前で石野選手が振り切り1-2の隊形に。3着争いは少しだけ先行して外側を走る瓜生選手に猛追する内側の白井選手。2マークを先に回った白井選手の内を差してくる瓜生選手が毒島選手と接触し減速、白井選手に軍配があがり1-2-4で勝負は決着。当日は雨が降る中、大阪支部から新たにグランプリ覇者が誕生した瞬間でありましたとさ。

あの雨はハズれた私の心の涙だったのかもしれませんね。知らんけど。

 

【クイーンズクライマックス編】

2012年から始まった年末に最強の女子レーサー、賞金女王を決める女子だけの戦い、それがクイーンズクライマックス。

一昨年2018年に群馬の松本晶恵選手が優勝した事で初めて同じ選手が二度優勝(松本選手は2016年も優勝)したこのレースは2019年で9回目の開催、基本的には「クイーンズクライマックス初優勝」の選手を輩出する事が多いですが2019年はどうなるのか、が楽しみの一つでもあります。ちなみに2019年のクイーンズクライマックス出場者で過去に優勝した事があるのは、日高逸子選手、松本晶恵選手、遠藤エミ選手の3人です。

クイーンズクライマックスのルールはグランプリと少し似ていて、むしろ昔のグランプリ(当時は賞金王決定戦)に近いです。参加資格はチャレンジカップが終わった時点での賞金ランキング上位12人。グランプリと違い6人少ないです。

クイーンズクライマックスは、クイーンズクライマックスシリーズ(以下、シリーズ戦)という6日間開催のレースと並行して進行し、賞金女王を決めるクイーンズクライマックスのトライアル(予選)自体はシリーズ戦の3日目11R、12Rから始まります。初日の初戦は賞金ランキング順に枠番が割り当てられますが、2戦目、3戦目はグランプリ同様に枠番はガラポン抽選です。

 

では、第9代のクイーンを決める優勝戦のメンバーを紹介します。

1号艇 遠藤エミ
今や滋賀支部の絶対女王、2019年は記念レースで男子レーサーに引けを取らない走りで舟券絡みも多々あった遠藤選手は賞金ランキング2位で登場。
初戦はランキングで得た枠番の利を活かし1号艇で1着、2戦目は3号艇3着、3戦目は2号艇、3号艇がスタートで後手を踏んだところに見事なまくり差しで4号艇から1着、これで優勝戦の絶好枠1号艇をGET。

2号艇 守屋美穂
岡山支部のパワー系レーサー、と言われているのは学生時代にウエイトリフティングで全国優勝したことに由来している守屋選手、賞金ランキング3位で堂々参上。
初戦は2号艇をきっちり守り2着、2戦目も2号艇で2着、まさかの3戦目も2号艇でここは4着、嘘だろ?と思う方も多かったでしょうが優勝戦もまさかの2号艇。

3号艇 今井美亜
福井支部のスピードスターは今井選手、2018年に地元三国のG3オールレディース優勝戦でフライングしたことでレディース戦線から離脱した時期もありましたがここで優勝戦に返り咲き、賞金ランキング9位で参戦。初日は5号艇から攻めての2着、2戦目は2号艇から競り負けて大敗の6着、3戦目で1号艇から逃げ切って1着を獲ったことにより優勝戦3号艇を勝ち取りました。
記念レースの優勝経験無しの今井選手は9代目女王と同時に記念レース初優勝が懸かっています。

4号艇 寺田千恵
岡山支部のトップクイーンである寺田選手、「女子レーサーでSG優勝戦1号艇」という記録(優勝は逃した)は未だに塗り替えられていない偉大な記録、賞金ランキング5位で参上。
初戦は3号艇から着を守って3着、2戦目は運を引き寄せ1号艇で見事に逃げて1着、3戦目も6号艇と厳しい中攻めの4着で優勝戦4号艇を奪取。

5号艇 香川素子
滋賀支部で「都のはんなりレーサー」と呼ばれていた(らしい)香川選手、京都在住であることに由来している(らしい)はんなりレーサーは賞金ランキング12位で滑り込み、そして優勝戦に登場。初戦は6号艇から4着、2戦目は1号艇を勝ち取りきっちりと1着、3戦目は5号艇から3着になり優勝戦へとコマを進める。
1号艇遠藤選手の滋賀支部の先輩である香川選手も今井選手と同じで、9代目女王と記念レース初優勝が懸かっていました。

6号艇 大山千広
2019年の女子レースは大山無双と言っても決して過言ではなかった福岡支部の超絶ルーキー大山選手、腕っぷしだけでなく親子レーサーとしても注目されている大山選手は賞金ランキング1位で堂々見参。
初戦はランキングでの好枠1号艇を当然逃げ切って1着、2戦目はガラポン抽選に恵まれず5号艇で何とか4着、3戦目もガラポン抽選に見放され6号艇もめげずに5着で優勝戦に滑り込み。2019年の大山選手を応援していたファンなら、絶対的イン水面の徳山でも大山選手なら6号艇からワンチャン!と感じていた人は少なくないはずです。
意外なことに大山選手もここはG1初優勝が懸かった大事な大事な優勝戦です、SGにも出ている大山選手なのでほんとに意外ですがG1優勝はまだです。

 

私の友人がこの優勝戦メンバーを見て、「俺の中のガイアが今井美亜だと叫んでいる」と良く分からない内容の供述をLINEしてきたのですが終わってみて思えば彼の供述通りに遊びで100円でも付き合っていればもう少し笑顔で年を越せたのにな、なんて思っているわけです。今井選手は確かにセンター、アウトコースからスタート攻めて一発勝負!というレースのイメージがありますが、さすがに遠藤選手、守屋選手を出し抜いてまくり一発、という展開は限りなく無いだろうな、というのが私の予想でした。

本番レースのスタートは遠藤選手.09、守屋選手.03、今井選手.03スタートと2コースと3コースで揃うも1マーク手前で今井選手が渾身の構え(ターン直前に舟をちょこっと右に振っているのが確認出来る)で見事過ぎるまくり差しで1着に躍り出ました。

そもそも女子戦で決まり手「まくり差し」って中々目にすることがないのですが2019年最後の大晦日、ファンを魅了する美しいまくり差しで新たなクイーンを輩出したのでありました。

私の予想の本線は遠藤選手の逃げ1本だったので、逃げに追随する差しの2号艇、4号艇で1-24-245、シリーズ優勝戦みたいな展開希望で135BOX、大山選手に夢を乗せて1-6-全でした。3-1の隊形が出来て1周バックストレッチで1号艇4号艇5号艇が競っているあの瞬間、135BOXの舟券を持っている私の興奮たるや、あれこそがボートレースの醍醐味なんだと思います。

クイーンズクライマックス優勝戦の舟券こそ派手にハズした私ですが、シリーズ優勝戦の平田選手を応援していた事も手伝ってそれなりのプラスで年を越せたのでした。

 

クイーンズクライマックスが終わったことで2019年を終え、既に2020年が始まっております。
今年もナナテイの一員として、フネスキン個人としてボートレースで勝負していこうと意気込んでおります。また皆さんにとっての2020年が素晴らしい一年になるお手伝いも出来ればな、と個人的には思っています。

それでは、次走でお会いしましょう。

著者プロフィール画像
funesukin

展開は作るものではなく、成るものである。 と、良く分からない即興のポイ事を書いておきます。 たまに神がかった予想をしたり、しなかったり。 うちいくないおPの心の師匠をやってます、一応。

人気記事

めおと舟 その37『泪橋を逆に渡る』

TERU #8

TERU #6

TERU #7

TERU #3

TERU #2