スーパーフネスキンチャンネル【10月のプレイバック】

連載
スーパーフネスキンチャンネル

皆さん、こんにちわこんばんわ。
季節が移り替わる、つまりは今年も年の瀬に近づき、年末のグランプリの足音が聞こえてまいりました。今年は平和島開催で、かつ抽選を勝ち取った人は現地で観戦出来るという発表があったもんですから、もちろん私は応募しました。

平和島でのグランプリと言えば、2014年に平和島で開催された優勝戦は6号艇の茅原選手が6コースから優勝し、カポックカラーである緑のランボルギーニを賞金で買ったという逸話があります。なお、その後についた茅原選手のキャッチフレーズは「衝撃のグリーンインパクト」でした。今年はどんな戦いが待ち受けているのか、果たして私は現地観戦出来るのか、今から楽しみです。

 

という事で10月のプレーイバック!

1.スタート精密時計、トップタイミングで貫禄の逃げ
2.進入の駆け引きを制した強烈なまくり一発
3.気合のトップスタートでファンに応える絶対の逃げ
4.SG初優勝がかかった5選手、大会を制したのは

 

1.スタート精密時計、トップタイミングで貫禄の逃げ
児島キングカップ開設68周年記念競走
9/29~10/4 ボートレース児島

ボートレース児島と言えば名物実況の椛島(かばしま)アナ。レース中にうなるこぶし、そしてレース終了後の「以上、児島第10レースでした」の優しい声。中でもフライングが発生してしまう事故レースでの椛島アナは非常に特徴的で、形容しがたいがクセになる何か、を実況してくれます。

もちろんボートレース児島にとっても、我々ファンにとってもフライング自体は決して歓迎するものではないのですが、椛島アナのスタート後の唸りは聞いてみたい、そんな複雑な感情で開幕したキングカップ。

早くも二日目第7レースで3艇もの集団フライングが発生してしまいました、気になる方は是非リプレイを観てみて下さい。不運にもスタート事故が発生してしまったキングカップも予選が終わってみれば菊池選手がトップ通過、2位に峰選手、そして久しぶりの記念レース準優勝戦登場は山崎智也選手が3位通過。それぞれが準優勝戦でしっかり逃げ、2着に関しても吉川選手、松井選手、篠崎(元)選手と顔ぶれは記念レースそのものです。

優勝戦の絶好枠1号艇は菊池選手、2号艇に峰選手、3号艇が山崎選手、4号艇は松井選手、5号艇に篠崎選手、そして6号艇が吉川選手。結果的に言うとさすがスタート巧者の菊池選手、そんな菊池選手を象徴するかのような.09のトップスタートで貫禄の逃げ。峰選手の差しが一歩届かずも2着をキープ、まくって攻めた山崎選手が3着で1-2-3決着。菊池選手がしっかり賞金の上積みに成功し、年末のグランプリにまた一歩前進したのでした。

 

2.進入の駆け引きを制した強烈なまくり一発
開設66周年記念トーキョー・ベイ・カップ
10/5~10/10 ボートレース平和島

東京湾の満ち引きの影響をモロに受けるボートレース平和島、インがそんなに強くないという点に惹かれているファンも多いのではないでしょうか。

そんな平和島を象徴する初日のドリーム戦、インにかまえる地元の大将濱野谷選手が4号艇白井選手にまくり差されて波乱の開幕となりました。4日間の予選結果を見返してもカラフルな色が並んでおり逃げのきまりにくさを象徴していますし、逃げてもそこそこの配当がついているところを見ると投票数が割れているという事が分かります。

波乱の予選をトップで通過したのは白井選手、2位に篠崎(仁)選手、3位が徳増選手です。準優勝戦、白井選手、篠崎選手はしっかり逃げて優勝戦にコマを進めているのですが、徳増選手がイン戦の第10レースは、徳増選手がトップタイミングのスタートを決めるも2号艇の山口選手の強烈なまくり一閃に飲み込まれ撃沈。3号艇の宮之原選手が2着、6号艇の岡崎選手が3着で大波乱の決着に。

優勝戦は1号艇に白井選手、2号艇に篠崎選手、3号艇に山口選手、4号艇に瓜生選手、5号艇に永田選手、6号艇に宮之原選手、という枠番です。中でも白井選手は、師匠の今村選手が引退を表明した直後の記念レース優勝戦、そして1号艇、ファンから見ても気持ちが入らないはずがありません。さらに3号艇の山口選手、予想する我々としてはコース取りや3カド戦と色んな奇襲が考えられるのですが優勝戦前日のインタビューで「3カドは無い」と断言しており実際に優勝戦のスタート展示でも枠なり3対3だったので、白井選手がしっかり逃げてモーター評価が良かった山口選手の追随で1-3予想した人も多かったと思います。

迎えた本番、待機行動中にダッシュ進入を選択する3号艇山口選手、そしてまさかのスタートで後手を踏み、待ってましたと登場するのが4号艇の瓜生選手がまくり展開へ。こうなると瓜生選手の見事なまくりが決まり、その展開に追随したのが5号艇の永田選手。白井選手が何とか踏ん張り3着をもぎ取り、4-5-1の大穴配当決着となりました。

私自身も山口選手の3カドまでは予想出来ていたので、3頭からしっかり買っていたのですがスタートした瞬間、膝から崩れ落ちたとはまさにこの事といった感じでした、チキショー!

 

3.気合のトップスタートでファンに応える絶対の逃げ
京極賞 開設68周年記念競走
10/11~10/16 ボートレース丸亀

10月一発目のナイター記念レースはボートレース丸亀、去年は地元の銀河系軍団である森高選手が制した本大会。

記念レースになるとイン水面とは決して言いきれない、そんなボートレース丸亀。初日の予選から万舟が出るわ出るわ、事故レースで3連単が不成立になるわ(※)で波乱を予感させましたが、ドリーム戦は絶対人気の峰選手がしっかり逃げて初日を見事に締めくくりました。

※3艇がレース不能になると1通りしかない3連複が不成立に、4艇がレース不能になると2艇での競走なので3連単も不成立になる

2日目、3日目も波乱続きの予選でしたが、4日目には972倍の高配当レースがあったものの9本のイン逃げが決まり、丸亀らしい1日で予選を終えました。

だからと言ってそのままでは終わらないのがボートレース、準優勝戦一発目はインの茅原選手がトップスタートを決めた3号艇柳生選手に差しを許し3-1決着に、二発目はインの峰選手がしっかり逃げ、三発目は3号艇の井口選手がまくり展開、ついていった5号艇山崎選手が2着で3-5の波乱決着に。

ナイターかつ記念レース、水温も上がったり下がったりするこの時期、水温によってモーター性能がガラリと変わる、そんな選手にとっても予想するファンにとっても非常に難しい波乱の準優勝戦だったように感じます。

優勝戦は唯一逃げた峰選手のイン戦、.01のトップスタートからしっかり逃げて優勝、2着には展開捉えた4号艇茅原選手、3着には差して踏ん張った2号艇井口選手で1-4-2の超絶本命決着でありました。峰選手、賞金ランキングぶっちぎりの1位で今年は前人未到の年間17優勝(1976年に野中選手の16優勝が現在の記録)を目指しているというんですから、歴史が動く瞬間を見れるかもしれません。

 

4.SG初優勝がかかった5選手、大会を制したのは
第67回ボートレースダービー
10/20~10/25 ボートレース大村

フネスキン大好きのボートレース大村、そんな大村でのSGボートレースダービーでザッピンGOODでい!

優勝戦ザッピンGOOD

全国24場で最もインコースが強いボートレース大村で開催されたSGボートレースダービー。しかし、スーパーフネスキンチャンネルの読者なら過去の記事を思い出して欲しい、そう記念レースにおける大村は「普通に荒れる」という事を。

初日のオープニングレースから4号艇の金龍さんこと金子龍介選手のまくりで幕をあけ、続く2レースではインの湯川選手が4コースダッシュの2号艇深谷選手にまくられる(5号艇6号艇の前付けレースの為)というまさに風雲急を告げる、そんな雰囲気です。挙句の果てに9レースでは去年の賞金王石野選手が痛恨の勇み足、モーター気配が良かっただけに肩を落としたファンも多かった事でしょう、もちろん私もその一人でした。

予選を振り返ってみると、初日2日目で金子選手、佐藤選手辺りにフォーカスがあたり「おや?おや?」と感じた人がおり、3日目4日目では前述した2人が確信に、追加で上野選手、枝尾選手あたりに「おや?おや?」と感じた人も多かった事でしょう。なお、初日にフライングを切ってしまった石野選手は何かが吹っ切れたのか4日間全てが5号艇、6号艇だったにも関わらず、覚醒して破竹の如く2着3着に入り込み高配当を演出しまくってました。(※)

※フライングを切った選手は賞典除外と言って準優勝戦に進む権利を断たれるので基本的には外枠のみになり、ファンとしても攻めたスタートはいかないだろうという思い込みにより舟券を買いにくくなる傾向がある

予選3位通過で準優勝戦一発目は、初のSG優勝戦進出がかかった金子選手のイン戦、そこに立ちはだかるのは5号艇深川選手の前付け、今節は調子が良い2号艇前本選手と、3号艇桐生選手、超抜エンジンと共に迫る4号艇佐藤選手、深川選手の動きをうかがう6号艇守田選手と進入にも動きがある濃いレース。12356/4だった展示も、本番は桐生選手がダッシュを選択し1256/34に、前付けがあったもののインの金子選手が.01のトップスタートをぶちかまして逃げて勝利、後続は1マークで1-2-5が出来上がるも2マークでは1-2-4に、そして最後には1-4-2という4号艇佐藤選手の強烈な猛追が印象的なレースでした。金子選手、佐藤選手は共に初のSG優勝戦進出です。

予選2位で二つ目の準優勝戦絶好枠は12月にフライング休みを控え、年末のグランプリに向けて何としてでも賞金を上積みしておきたい(※)前年度大会覇者の毒島選手、隣には今節しっかり着をまとめている2号艇上平選手、外には自在の攻めで隙を狙う5号艇の峰選手。

※年末のグランプリは本選出場の賞金ランキング上位18名になっていればフライング休み期間でも出場出来る為

本番レースでは3号艇の新田選手が3カドダッシュを選択するもスタートで後手を踏み、インからトップタイミングのスタートで毒島選手が逃げ、差した上平選手が2着をしっかりキープ、峰選手は道中でせまるも3着までで準優勝戦で敗退です。

そして予選トップ通過で後2回逃げれば晴れてダービーキングになれるのは、こちらも初のSG優勝戦進出がかかった深谷選手、対抗は予選後半から頭角をあらわした3号艇枝尾選手に、2号艇吉川選手・4号艇池田選手・5号艇篠崎選手・6号艇井口選手とSGウィナーの面々。私は準優勝戦9R、10Rと舟券がハズれ、11Rで「枝尾選手、君しかいない」のブチ切れ1-3-全を買っており、レースは比較的揃ったスタートから2号艇吉川選手がまさかのまくる展開、これを冷静に捌いたのが3号艇枝尾選手で歓喜の1-3隊形。井口選手が3着に滑り込み、1-3-6で私は奇跡の全回復を果たしたのでした。これで深谷選手、枝尾選手も共に初のSG優勝戦進出です。

優勝戦は1号艇深谷選手、2号艇毒島選手、3号艇金子選手、4号艇上平選手、5号艇枝尾選手、6号艇佐藤選手です。この中では深谷選手、金子選手、上平選手、佐藤選手が初のSG優勝戦。枝尾選手も今年のオーシャンカップで初のSG優勝戦、そこにに続いて今年二度目のSG優勝戦ですから枝尾選手の躍進には今後も目が離せません。インの深谷選手、スタートが少し不安視される声も聞こえなくはなかったですが、そんな不安が吹き飛ぶぐらいの.06で文句なしのトップスタート、見事な逃げでSG初優勝。

もう一つの見どころとしては、1周2マークで素晴らしい逆転ターンで2着を奪った前年度覇者毒島選手と言いたいところですが、それよりも準優勝戦同様にエゲつない猛追で5着から3着まで順位を上げた佐藤選手だったと思います。ダービー優勝で深谷選手は年末のグランプリ戦線に堂々初登場です。

なお、我らが今垣光太郎選手の「SG最終日にアウトコースを走る今垣選手、頭で買ったら利益出る説」については、今回ダービーでは立証ならずという結果に終わりました。

という事でまた次走でお会いしましょう。
ではまた。

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funesukin

展開は作るものではなく、成るものである。 と、良く分からない即興のポイ事を書いておきます。 たまに神がかった予想をしたり、しなかったり。 うちいくないおPの心の師匠をやってます、一応。

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