めおと舟 その71『2020年しめくくり!大勝負に挑むぞ プロローグ』

連載
めおと舟

 

前回までのあらすじ──。
妻の言葉から唐突に始まった夫婦共通の趣味・ボートレース。当初の目的である引っ越しを終え、次なる目標は『楽しみながら勝つ事』。夫婦合算で年間収支プラス30万円を目指し始めた。タイムリミットは年末。果たして結果は……?

さて。もともとは「引越し費用を稼ぐぜ」という立て付けで始まったこちらの連載。オイラも既に忘れてたけどもそっちの結果は「目標未達」にて終了であった。

まあ初っ端の成績は収支・的中率ともに酷いものだったし、これはそもそもプラス域に持っていくのが難しい状況だったので仕方ないわけで。勉強期間だったと考えればノーカンで大丈夫なんじゃないかと個人的には思っている(思うなよ)。

んで目標未達のまま引っ越しした7月から、実はこっそり別の目標を設定している。上の「前回までのあらすじ」に毎回書いてあるんでご存じの方もいるかも知れぬが、それが「夫婦合計の年間収支プラス30万円達成してウマいもん食うぜ」というもの。それまでの収支は一回リセットして再度集計してるけども、これを書いてる11月25日時点での成績がこれだ。

【今期の収支(11/11~11/25)】

購入金額 18,000円
払戻金額 14,240円
収支 -3,760円
購入舟券数 19R
的中舟券数 10R
今期的中率 52%
今期回収率 79%

【今までの累計戦績(2020年7月~)」】

購入金額 103,700円
払戻金額 96,080円
収支 -7,620円
舟券購入数 102R
的中舟券数 34R
今までの的中率 28% → 33%(↑)
今までの回収率 95% → 92%(↓)

この数字が良いか悪いか、論ずるにはちょっと舟券の購入レース数が少ないんで何ともいえないのだけども、あくまで7-11月期に限って言えばそんなに悪くない数字だ。的中率は正直どうでもいいのであんまり気にしてないけども、回収率が90%以上出てるのは我ながら成長したもんだと思う。

えー、90%ってことはマイナス食らってんじゃんばーかばーかと思う人もおられるかも知れないけども、実はボートレースは還元率75%の競技なのでそれ以上取れてばそこそこ頑張ってる方であるとの事。還元率ってなんやねんという話は別稿に譲るので、こちらのナカキンくんの記事を読んでくださいまし。

んでさっき実はサラッと聞き捨てならん事をオイラは言いました。

「的中率はどうでもいい」と。そう。オイラも最初はこの「的中率」ばっかり気にしてて上げよう上げようとしてたのだけども、最近になって「いや的中率はあんま意味なくねぇか?」と気づいた。

たとえばだ! こんな架空のレースがあったとしよう。

【江戸川・架空レースカップ(一般) 3R】
1 ぴのこ  A1 ◎ SG選手。モーターよし
2 はるか  A1 ○ 地元期待の星。当地勝率よし
3 モブ選手 B1
4 あしの  A1 △ Fもち。モーター回らず。
5 モブ選手 B2 
6 欠場

良く組まれる感じのルーキー入り鉄板レースだ。本来ならば6号艇に中堅選手が来て123/465での進入になるパターンだと思うけども、何らかの理由で帰郷・欠場になってるとする。この場合、たぶん1=2の倍率はヒドイ事になると思う。でも、たとえ1.1倍だとしても馬鹿には出来ないんで全然買っちゃうんだけども、それでも「的中率」のトータルは上がる。こういうレースばっか買ってれば的中率はいやでも50%超えるだろう。

で、それで回収率が上がるかどうかはまた別の話で。

実際のところあしの選手がロケットダッシュを決めて鋭いマクリ差しを決めるパターンだってあるし、ぴのこ選手が転覆するかもしれないし、諸々含めて考えても、たぶん1=2が的中する確率は90%を余裕で下回ると思う。そうなると、長い目でみれば計算するまでもなく1.1倍のオッズではプラスに持っていけないわけで。これが「高的中率・低回収率」の主な発生原因だと思われる。もちろん、あったら狙うのは全然良いんだけどね。そればっかりなのがダメっぽいのであって。

じゃあどうすりゃいいのかと言いますと、あくまでオイラの場合は上の架空レースだと、もうハズしてもいいんで4-12とか12-3とかを買っちゃう。さすがに5は買えないけども、突出した人気の舟券がある分ほかのオッズも高くなりがちだし、そもそも人のサガとして1=2が鉄板なら3連単買いたくなっちゃうゆえ、下馬評外の選手絡みの2連単が高くなる傾向があるっぽいし。相対的に期待値は高まってくと思われる。こういうのに500円くらい入れて一気に20倍とか狙うのが最近好きになってきた。

もちろん普通にハズレる公算のが高いんだけども、当たった時のリターンは大きいんで必定「低的中率・高回収率」になっていくんだろうて。

まあ的中重視で回収率も付いてくればそれに越したことはないんだけども、その域に達するのはオイラにはまだ道のりが遠い。ゆえに、今は的中率を一回無視して期待値稼働に走っておる次第。

偉そうに言えるような成績じゃないけどね。

……さて! というわけで「低的中・高回収」路線の戦略で何となく成績が上向いてきた所で、いよいよ2020年も残り1ヶ月となりました!

冒頭でお伝えした通り、一応現在の目標は「夫婦で30万の収支を叩き出すぜ」というものなんだけど、現在目標達成までに必要な金額が「307,620円」だ(ちなみにこれはオイラのみの収支)。はるちゃんが勝ってればあるいはもうちょっと良い数値になる可能性もあるけども、年内のどっかで合算せねばね。

なんにせよ、今のままのペースでレースやっててもこの金額は達成不可能なので、今週からペースを上げてレースしまくり期間に入ります。まず狙うのはこちら!

【福岡・ルーキーシリーズ23戦スカパー!JLC杯】
11/26~12/1

はい久々のルーキーシリーズ。タイミングばっちりな上にオイラたちのアイドル、村松修二選手が出場する。また、荒れやすいんで万舟が普通に出る所も一発逆転を狙いやすい所もいいね。これはガッツリ行きたい。へへ。

で、年末といえば避けて通れないコレ。

【平和島・第35回グランプリ】
12/15~12/20

いわゆる「賞金王決定戦」だ。去年はルーキーに夢中で全くスルーしてたので、今年は朝からガッツリやる予定。ここまでに目標金額を射程圏内におさめて、できればグランプリで達成したい所だねぇ!

で、肝心の買い方なんだけども野放図に買ってても碌なことにならんのは今までのこういう企画っぽい連続回で実証済みなので、ここはもう「めおと舟」というタイトルらしく「夫婦で協業」して頑張っていくことにした。

具体的にいうと、二人で軍資金だして一回金額を合算する。んで、予想と買い方の配分を相談しながら決めていく、というスタイルだ。一応現在のところ、1日あたり1万円を想定してるけども、まあ我々の懐具合によっては速攻で原資が尽きる可能性もあり。最悪まためおと舟の連載陣の方々やら師匠やらにアドバイスしてもらいながら買う可能性だってあるかもしれん。

よし、頑張ってブチ当てていくぜ、年末に美味いモン!(コロナ怖いけど)

というわけで、カマすぜ。万舟……! また次週!

(挿絵:武尊)

著者プロフィール画像
あしの

浅草在住。猫とホラー映画とパチスロを愛する39歳。パチ7にて『インタビューウィズスロッター』連載中。『5スロで稼げるか?』(www.5suro.com/blog)の中の人。ボートレースはからっきし初学者ですが、自分自身で楽しみながらその面白さをお伝えしていきたいと思います。

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