めおと舟 その105『梅雨レースの結果!それから今後の戦略について』

連載
めおと舟

前回までのあらすじ──。
夫婦揃っての趣味を持とうと始めたボートレース。2019年、2020年と連続でトータル収支マイナスを叩いた夫婦が次に目指すのは「2021年の収支をプラスにする事」。今年こそはと胸に誓いつつも、コロナ禍で巣ごもり状態の二人は他にやることもないまま、代わり映えの無い日常を送るのだった。

 

──我が家に空前の「クレヨンしんちゃん」ブームが来ておる。

ちょっと前まで「ニンテンドースイッチが手に入らねぇ」とプンスカ怒ってたのだけど、これはつまり先日発売された『クレヨンしんちゃん オラと博士の夏休み(以下・オラ夏)』を遊ぶために用意しようとしていたもので、んで無事ゲットできた我々は発売日にそのソフトを購入。以来、寝る前に遊んでおる。

プレイするのはだいたい妻、はるちゃんであり、オイラはビールを飲みながらそれを眺め、まあちょっとむずかしい場面なんかでは交代してスッと進める事はあるけど、ほぼ彼女がやっておる。

「やっとダムに来た……。ここシーラカンスいないかなぁ……」
「そこの魚影、なんかシーラカンスっぽくない?」
「えー、どうせオイカワでしょ? ちょっと釣ってみる……」
「お! 見たことないやつ!」
「新種だ! 図鑑見てみる……あ! シーラカンスだって! やったー!」
「おお! やったね。やっと見つけたねぇ」
「へへ! ありがとうございます……ありがとうございます……」

魚を釣り、昆虫を捕まえ、野菜を育て……。牧歌的な音楽とひぐらしの声に包まれながら元気よく遊ぶしんちゃんの姿を眺めていると、控えめにいってかなりノスタルジックな気分になる。普段銃撃戦やらゾンビ退治やらに使われるゲーム機が、我が家に癒やしをもたらしておる次第。ややボリュームに欠ける部分はあるものの、普段あんまりゲームをしない妻にはちょうどよいらしく、特にマイナスポイントにはなっていない。そもそも基本的にわかりやすく遊びやすい「雰囲気ゲー」であるゆえ、ゲームに慣れてない人こそガッツリハマると思われる。

ビールを飲みつつ、膝に猫を乗せ。妻が遊ぶゲーム画面を眺める。

夏休みか。と思った。今でこそ毎日が夏休みみたいな生活をしておるが、オイラは子供のころ、ほとんどの方々と同じように夏休みが大好きで、もう四月の後半くらいからその到来を指折り数えるくらい待ち遠しく思っていたものだった。

当時のオイラにとって、夏休みといえば「花火」と「24時間テレビ」と「ラジオ体操」。それに「水泳」と「お祭り」と「ゲーム」と。そこは勉強やら宿題という単語は全く存在しない、完全に子供のための、子供の季節であった。

夏休みの友。ああ、あったねぇそんなのも。フフ。

実は各種「夏休みの宿題」に関してオイラ徹頭徹尾して「絶対にやらない」というのを実践しておった。つまりノータッチである。世間一般には「最終日に泣きながら全部やる」というのがスタンダードだと思うんだけど、オイラは一回それやってノルマ式教育の無意味さに気づいて以来、提出しない! というのをルールにしておった。

「あしのくん! 夏休みの宿題は!」

と下手したら翌年の春くらいまで言われ続ける上に親に連絡まで行くのでかなりストレスフルだったけども、幸いなことにうちの家族はその辺はイージーカムイージーゴーなので特に怒られる事もなく。成績は悪くなかったし小・中は学級委員やら生徒会長もやってたのがプラスに働いたのか、まあ提出しない事が致命的な何かになる、という事はついぞなかった。

まあうちはまだ子供はいないけど、今後出来たとして、もし夏休みに宿題をサボってたとしても「ちゃんとやんなさい!」とは言わないと思う。はるちゃんは言うかも知れんが、オイラは言わない。だって自分がやらなかったから。それで怒られたり大変な目にあっても、それで何かを学んでくれれば良い。と、まあ取らぬ狸のなんとやらか。へへ。

とにかく、こうやってオラ夏で遊びながら思うけど、子供時分の夏の思い出ってホントに一生モノだし、ノンストレスでじっくり味わいながら、精一杯楽しんで欲しい。戻りたいとどんなに願っても、タイムマシンはないからね。

……さて。関東地方は(これを書いてる時点で)もうすぐ梅雨明け。

先だって「梅雨のレースはアツい」みたいな感じで言っておったけど、これは「荒れるからオッズが付きやすい」という意味でありました。なので例によって穴狙いでチャレンジし続けたわけだけど……。

果たして結果はどうなったのか、ちょっと見ていきましょう!

【あしの・梅雨時(7月)のレースデータ】
購入R数 53
的中R数 7
的中率 13%
回収率 58%
最大的中オッズ 14.7倍

はいこんな感じ。これを書いてる時点で7月の下旬。まだ一週間以上あるんでまだ数字は変動するけど、少なくとももう天候はそんなに荒れないだろうし、梅雨時のデータとしてはこんな感じになる。約3週間で53レースというのはまあ普通。的中率が低く回収率も低いんで、まあ穴狙いが取れてない、という普通の結果になる。実際投票履歴をみてると、全体の8割くらいは外枠狙い。1枠から買ったのはよっぽどガチガチのレースか、あるいは追加入金したくなくて日和ってるレース。しかも最大的中オッズの14.7倍は「びわこ」で3連複を買ったレースだった。へへ。

んで、まあ「梅雨時」「悪天候」でのレースを念頭に頑張ってみた結果なんだけども、いっこ強烈にわかった事がある。これはもう、真理といっていいし、今ボートレースを勉強中の方も心に刻んでおいた方がいいかもしれない。それがこれだ。金言です。

「本当に悪天候のときはレースは中止になる」というものだ。

これねー、マジで何回かあったんよ。うわーこれめっちゃ天候荒れとる。ということは外枠超有利だから現実的に万舟狙えるゾイみたいなレース。まあ中止になりますわ。これは盲点だった(おい)。

「梅雨時」とか「悪天候」ってそれだけで万舟の予感をビンビンに感じてたんだけども、そうは問屋がオロサーヌ。当たり前にノーチャンでございました。従って梅雨だからチャンスアップとかは実感としてあんまり感じる事は出来ず。やや曇りの日が多かったなァくらいで、平時と変わらぬ日々でございました。まあ今年は雨が少なかったってのもあるんだけども。

はいここまでの収支! ザン!

【今回の収支(1/1~7/21)】
購入金額 334,900円
払戻金額 200,320円
収支 -134,580円
購入舟券数 404R
的中舟券数 85R
今期的中率 21% → 21%
今期回収率 58% → 60%

回収率は何気に上向き。まあ低空飛行には変わりないんであんま影響ないけども。これにてマイナスが13万を越え、いよいよ万舟を一発当てたくらいでは焼け石に水みたいな感じになってきました。あーこれ今年はプラスムリっぽいなぁ……。でもまあ、オッズゲームゆえ、ベット数で何とかできる部分もあるし。諦めにるにはまだ早い。

で、3月くらいからひたすら「穴」「穴」といってたけど、これはもう「結果が出ていない」という事で梅雨明けとともにヤメたいと思います。

じゃあ次なる戦略はなんだ……というのが重要なんだけど、これ「10倍前後のオッズ」の「2連単」あるいは「3連複」狙い。これどうかな? と。言い換えるなら的中率重視戦略。今までなにやってたんだみたいなちゃぶ台返し炸裂なんですが。

今から試してみて次週に改めて解説するけど、なんにせよ今までと一気にやり方を変えてみたいと思います。ちょっともう穴は当たらないからムリ! ちゃんと予想しましょう! みたいな感じです。

さあて、どうなるか……。ここからオイラの大逆襲が始まる! と信じて、次週に乞うご期待。以上!

(挿絵:武尊)

著者プロフィール画像
あしの

浅草在住。猫とホラー映画とパチスロを愛する39歳。パチ7にて『インタビューウィズスロッター』連載中。『5スロで稼げるか?』(www.5suro.com/blog)の中の人。ボートレースはからっきし初学者ですが、自分自身で楽しみながらその面白さをお伝えしていきたいと思います。

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